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結婚相談所は、「オーネット」「ツヴァイ」「ジャパンマリッジネット」「サンセリテ青山」などかなりの種類の相談所が存在することをご存知でしょうか?
どの結婚相談所がいいのかと考えると、まず成婚率などを見て決定することになるかと思われますが、やはりこの成婚率も、客引きのために実際よりも大きな数字を出している傾向にあります。 よく見る広告には「成婚率50パーセント」などという誇大広告もあります。本当なのかどうかは実際のところ入ってみなければわかりませんが、ひとつ言えるのは「その数字に翻弄されてはならない」ということです。
というのも、この成婚率には落とし穴があります。それは各社の「パーセンテージの出し方」の相異であり、その数字は「どのように調べたものなのか?」ということです。 結婚相談所の挙げる実際的な「数字」を見ると、あたかも信憑性が高いように思ってしまいますが、必然的にしもそうではありません。
会員の総数の中には、会員になっただけで、あまり婚カツをせずほったらかしの人の姿もありますし、退会したあとに婚約成立した人などの「隠れた数字」が存在します。 それはひとえに「数字を出すことの難しさ」を示していますし、そういった「会員としての活動をしていない」 人たちは実に全体の何割であるのか、という話にもなってきます。
そういった裏事情を考えると、もしかしながらたら成婚率は公表している数字の半分以下かもしれません。 大手であっても、成婚率が80パーセント、90パーセントとなることはまずありませんし、それほど高い成婚率だと逆に「サクラがいるのではないか?」と疑ってしまいます。そのために50パーセント代におさえて、よりリアルで実際的なものを感じられる数字にしてあるという見方もできます。
しかしながら数字のごまかしなどは、どこにでもあるといえばどこにでもあります。詐欺と呼んでしまえばそれまでですが、実際に結婚につながった例が何組もあるからこそ大手になり得たのだと思えば、利用する価値も十分にあります。
一番よくないのは、こういった数字の裏話をすこし聞いただけで「じゃあ自分は無理だわ」と思ってしまうことだとあたしは考えています。 「会社がどうにかしてくれないのなら、自分にはできない」とすぐに考えてしまうようだと、気づかぬうちに依頼心を太らせ、より良い結婚相手を自分から遠ざけてしまいます。
数字に踊らされず、一度抱いた悪いシュミレーションに囚われず、「まずはやってみる」姿勢がもしかしながらたら、運命の相手を引き寄せるのかもしれません。
結婚相談所は、いい相談所さえ選べば、生涯で一番重要な相手と出会える、一生忘れられない場所になります。 はじめる前から悩むよりも、はじめながら悩み、歩きながら考えることが重要です。さらに付け加えるならばゆくゆくはその積極的で能動的な足取りで、運命の相手とめぐり合ってほしいと思います。
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